谷中、根津、千駄木は、東京の下町スポットとして、近年注目を集めています。
戦災を逃れ、寺町として大規模な開発もなかったことから、このエリアは、様々な「懐かしさ」を呼び起こしてくれるのかな、と思っています。そして、それぞれの人の感じる「懐かしさ」の背景には、その人の“街での暮らし”の体験が反映されており、街の空間や空気に求めるものが反映されているのと思います。
もちろん、この街は人が住み、変化しています。既にマンションもたくさん建っていますし、貴重な建物も多く失われてきています。 これからも、嬉しいこと、残念に思うことが出てくると思います。そこからも、「街へ求めていること」を考えるヒントを得ることができると思います。
この街を、ぶらりぶらりと散策し、自分だけの小さな発見を重ねていき、それをお互いにやりとりをしてみませんか?
そのことを通して、“街で暮らす”ことに何を求めているのか、どんな暮らし方が好きなのか、都市型の生活空間について、みなさんと考えることができれば、と思っています。