03年7月26日
   速水林業の森(三重県 海山町)

速水林業の森を体験して、感じ、伝えたくなった言葉をいただきました。


森林管理の肝要は間伐にありそうだ。
世の浮沈に惑わさされること無く、
100年先の森の姿を思い描きつつ、
過去の迷いを消すように間伐を繰り返すこと。
そうすると、長い年月をかけて培われた土壌の中から、
広葉樹と羊歯が沸き出でるように育ち、
また、森の豊かさと美しさが保たれる。
まさに、自然摂理にかなった伝統文化の姿をそこに見た。

(山形 与志樹さん 研究者)


森林管理のベストプラクティス・・・ 速水林業、最高でした☆

ほんとうに美しい人工林、生まれて初めてみました。
ヨセミテそっくりなんです。あの雰囲気は、愛情込めて管理した、思いがつくる美しさだったのです。

きちんと間伐をして、日の光がたくさん差し込む針葉樹の森は、驚くほど明るく、シダなどの下草がたくさん生い茂り、多様で豊か。地からエネルギーが溢れる穏やかで心地よい場所でした。健全な森をみると、しぜんとこの森を愛して、大切 にしたくなります。

速水社長、本当に楽しそうでカッコいいひとでした。

(井上 英之 さん ソーシャルビジネス・プロデューサー)


あと、50年すると林業経営の常識を作っているかも知れない
速水さんとその職人が、細部まで具体的なデザインをして、
そのイメージを実現する為に、
管理をしている森林をみました。

もしかすると、速水さんは都会っ子の私に、
驚きという遊びを仕掛けているのかも知れません。

自分の想像力に限界をつけるなと言っている気もします。
きちんと、イメージをして作り上げるということは
こういうことなんだ!壮大な森林が提示してくれています。
見れば納得できます。

新しい価値は、自分が自ら提供していく、
そんな力と気持ちが必要なんだと思いました。

そんな想いが体験できる森林です。

今回の森林は、自分自身に対して、イメージをきちんと実現できているか?・・そういう問いかけをもらった気がしました。かなり頑張っていける力をもらいました。

(宮道幸利 さん WEBプロデューサー)


「森林保全」という言葉を最近はよく耳にします。私にとって、これまで森林は ただそこに生えている木の集合体としか、映っていませんでした。
一口に「森」といっても、美しい森もあればそうでない森もあり、美しい森とは人が愛情をかけて育てた森である、と語られる速見さん。
その言葉の重みを感じたとき、森は、自然と人によって営まれている「生命体」 なのだと、実感することができました。今回のワークショップで私が得たのは、 森と対話する入り口に連れてきてもらったということだと思います。こちらが話しかけ、問いかければ、森はそこにある姿で、こたえてくれると思います。人間同士の場合でもそうであるように、対話のためには、相手を知ろうという気持ちやその努力が必要です。森とだってもちろん同じこと。これまで如何に森に無関心できたことでしょうか。
そこで働く人たちの愛情に包まれている速見林業の森が、私たちは対話できるということを、気付かせてくれたのです。

(尾島 有美さん シンクタンク研究員)


材木にするための木が並んだ山林というイメージではなく、本当に気持ちよく森林浴ができる森のような感じです。
歩いているだけで、気持ちがリラックスするんです。

速水林業は、従来の日本にはなかった、
森そのものを美しく保つことを林業経営の目的にされています。
そうした目的が、林業の世界的な品質保証資格を日本で初めて獲得することにつながり、高付加価値の木材を生産する林業会社ということで、質のよい木材にこだわる設計士や工務店、建築主からの問い合わせが後を絶ちません。
実際に、木造構法の大先生の内田先生や建築家の磯崎新氏なども、来られたということを聞いて建築学生としては単純にすごいっと思ってしまいました。

( 赤松 勝之さん フリーター)


・速水林業の森について

木々の間から光が多く差し込み、やさしい感じがする森でした。
ただ植林された木が整然と生えているのではなく、 ほど良く繁った下草と低い木、高い木の全てが生きている森を作り上げています。
特に高い木を見上げたときの、葉がキラキラと光って見えるのが美しいです。

・速水林業の林業経営について

木を売るのが商売であるが、同時にその他の大事なこと(森林の役割、環境への配 慮、地域貢献) も考え全てが成り立つ経営方針をとっています。
また、森林生産の環境配慮が同時に速水林業のブランド価値を引き上げるという 好循環が出来ています。

(川島 一真さん シンクタンク研究員)


速水の森に入ると、お弁当を広げたくなります。
くつろいでお弁当を食べながら、空を見上げたり、鳥の声を聞いたりしたくなります。
日本ではハイキングという言葉をあまり聞かないですが、速水の森にはハイキングに行きたくなります。

そして、速水の林業経営には「見せる」とか「魅せる」という部分があるような気がします。
丹精こめて森をつくっている人はきっと日本にもたくさんいるでしょう。
それをみんなにも見せてあげる、魅せてあげる、そんな姿勢が速水の経営からは伝 わってきます。

(森永麻美子さん 大学院生)

*森永さんは、速水林業のホームページの制作者を担当されています。


「豊かな森って、どんな森なのか」・・・そんなことを考えたことが、僕にはなかったに、今日、気付いた。

速水さんは、林業という仕事をしながら、森を単なる経済活動の手段としてでなく、「森の豊かさとは何か?」を考え続けてこられたのだと感じた。そして、「多様性」と「明るくって、気持ちのいいこと」をキーワードとして発見されたようだ。

陽射しが入る森は、その中を歩く人間に心地よい風も送り込んでくれる。草木にとって気持ちいいことは、人にとっても気持ちいいことなんだ、と気づいた。この体験は、 都会からみた森ではなく、森の中にいる人として感じることが大切だと教えてくれた。

あと、林業で「谷」が一つの単位なんだと気付いた。速水さんが山を説明する時に「あの谷は3年目で・・」などと説明されていたが、確かに、木を切る時に、木材を下ろすことを考えると谷ごとに管理するのは合理的だ。
速水さん に質問すると、必ずしも谷を単位に管理してはいない、という答えだったが、「あの谷は・・・」という説明の仕方は、山を仕事場にしている人のスケール感があった。

(広石 拓司 ドットリテラシー)


あなたも、森へ、あなた自身の言葉を探しに行きませんか?

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速水林業の森に関する解説は、こちら


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