能楽は、日常から縁遠いものと考えがちですが、東京ですと、週末に観世、宝生、国立、喜多、矢来などの能楽堂に行けば、どこかしら能をやっています。
歌舞伎よりもチケットをとりやすいし、気軽に行けるエンターテインメントです。また歌舞伎と違って、アマチュアで能を舞っている人口は、はかりしれません。
私自身は専門家ではなく、舞っているわけでもなく、あくまで鑑賞専門ですが、能が大好きで、学生時代は月に1回は見に行っておりました。
そこで、能の面白さを一人でも多くの人に感じていただきたく、能楽ドット・リテラシーを企画しました。
さて、以下は白洲正子さんのエッセイからの引用です。
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そこで皆さんにも転載の転載ということでほんの少しですが紹介したいと思います。このエッセイは「能の醍醐味」というタイトルがついていて、ビートたけしが、能を鑑賞した折の感想が書かれているのですが・・・そもそも彼が能なんかを見に行ったのは、「どいつもこいつも浮き足立っているもんで、少しは気を鎮めてだな、わびとかさびとかに触れるのもいいんじゃないか」てんで、千駄ヶ谷の国立能楽堂に足を運んだというわけである。はじめのうちは眠たくて寝ていたがそのうち鼓がうるさくて起こされちゃった。
で、最後まで一気に見せられて、いやもうおもしろかったな。・・幽玄とか精神文化に関わりがあるのが能だとかいわれているらしいけど、全然そうじゃない。
あれは昔のロックコンサートだぜ」と、まあこんな調子で思わず”言えてる”と言いたくなるような快文。
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さすが白洲正子さんですね。
皆さん、気軽に能楽堂に行きましょう。